6月19日午前9時から、東リ株主総会に合わせて、会場である伊丹本社の門前で大がかりな宣伝行動を行った。株主総会に出席する株主と東リ役員らに向けて、声高らかに抗議の声を挙げた。この日、大阪地裁で関西生コン支部の公判と重なり、裁判所前で座り込み集会もあったので、東リ争議への参加者が少なくなるのではないかと心配もあったが、それでも総勢21名の仲間が結集した。今回初めて郵政産業労働者ユニオン灘支部の応援もあり、そして東京新聞の取材もあった。東リ本社の周りは静かな民家なので、20名もの抗議行動は強いインパクトを与えるには充分だった。私たちの抗議の規模は徐々に大きくなり、支援の和も広がっていることに東リサイドも気づいているだろう。12月1日の東リ創業100周年には100名超える規模の集会を行いたい。
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東リ株主総会へ抗議 |
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東リ株主総会抗議行動
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株主総会前での行動を終えた後、伊丹市役所へ申し入れに行った。東リが創業100周年の記念事業の一環として伊丹市民文化会館のネーミングライツを買い取り、東リいたみホールと名付けている。非正規労働者を違法状態で使い、不当に利益を上げてきた企業の名を、市民の財産にその名を冠することがふさわしいのかどうかを、伊丹市に問いただすのが目的だ。要請書は伊丹市の秘書課に手渡した。秘書課の担当者は関係各部署に報告し、市長の耳に届けると述べた。
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伊丹市申し入れ |