2022年4月12日火曜日

最高裁に対する東リ事件『上告受理申立の不受理 及び上告棄却を求める署名』取り組みのお願い

 

 世界情勢が緊迫する中、日頃の皆様のご奮闘には敬意を表します。

 202111月4日、大阪高裁は、労働者派遣法40条の6「労働契約申込みみなし制度」に基づき、東リ()の偽装請負を認定し、東リ()と元請負従業員5名との間で雇用契約を認めました。司法においては、同制度の適用は全国初であり、雇用の安定を望む非正規労働者にとって希望を見出せる画期的判決となりました。しかし、東リ()は判決を受け入れず、最高裁へ上告提起及び上告受理申立を行っています。

 東リ()の偽装請負を告発したことで、職場から追い出された元請負従業員の当該5名は、長い者で18年、短い者でも4年以上、東リ()の工場で正社員と変わりなく仕事をしていた熟練労働者です。現在は、仕事を奪われ、生活は困窮を極めながらも、低賃金のアルバイト、派遣労働で生計を立てながら、東リ()に対し、5年以上も職場復帰と直接雇用を求めて粘り強く闘い続けています。長期に及ぶ闘いの末、ようやく5名は大阪高裁で勝利することができました。故に一刻も早く争議を解決して、職場復帰ができることを望んでいます。それを実現するためには、この判決を何としてでも確定させなければなりません。

 判決以降、東リ()に対し、上告の取り下げを求める運動を展開してきましたが、それに加えて、最高裁に対しても、上告受理申立の不受理及び上告棄却を求める運動を開始することに致しました。つきましては、多用の折、お手数をおかけ致しますが、「上告受理申立の不受理及び上告棄却を求める署名」にご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。

 

 

 

【要請事項】

         別紙 個人署名、団体署名に取り組んで下さい。

 

         締切   第1次集約  4月30日

              第2次集約  5月31日

              第3次集約  6月25日

 

   集約場所  〒534−0024 大阪市都島区東野田町4−26−304 
          なかまユニオン気付

    東リの偽装請負を告発し直接雇用を求めるL.I.A労組を勝たせる会


署名用紙は下記からダウンロードをお願いします。

個人署名 

団体署名