2018年12月20日木曜日

「第6回 東リ裁判を終えて」

 2018年12月18日(火)10時15分~神戸地裁204号法廷にて、第6回
東リ裁判が開かれました。

 裁判当日の朝、厳しい寒さの早朝にも関わらず、東リ伊丹工場前の抗議行動に、なかまユニオン・連帯ユニオン関西ゼネラル支部・ゴンチャロフ労働組合・武庫川園労働組合の皆様が参加して下さいました。

 ビラ撒きは、今までと違って、東リの人間の出社人数が少なかった様に感じましたが、近隣住民の女性の方にビラを渡した際、「何かあったんですか?」と聞かれたので、簡単に経緯を説明し、東リに対して抗議している旨を伝えると、「頑張って
ね」と、励ましの言葉を頂き嬉しく思ったのと同時に、この様な活動が少しずつでも世論に広がっていくのだと実感しました。



 抗議行動は午前8時前に終了し、その足で神戸地方裁判所へ向かい裁判に挑みました。裁判が開かれる、204号法廷の傍聴席は40席ですが、原告側の傍聴者が29名程で、被告側の傍聴者(被告社員)が5~6名、少し空席がでた状態で、私たち側の傍聴者で満席に出来なかった事が残念でした。

 これからの課題は、裁判の傍聴席を絶えず満席にするという事になるので、今後も、組合関係者のみならず、世論の感心(支援)をいかにして向けるかである。
裁判自体は、15分~20分程で閉廷しましたが、裁判長から次回期日までに、原告側は争点(主張)を整理して、書面を提出する旨を代理人に言ってました。
 また、私たちの代理人から裁判長に「被告側が証書として、現場の写真を提出しているが、写真では現場の作業を理解出来ないので、現場を視察した方が良いのでは」と言ったのですが、「裁判長は現段階では考えていないが、現場視察も作業を把握する方法の1つですね」と返答していました。

 裁判後の報告集会は神戸婦人会館に移動し、なかまユニオンの井手窪委員長の挨拶で始まり、代理人弁護士から裁判の経過及び、当日の裁判の内容の説明がありました。その後、各ユニオンの方にアピ-ルをして頂き、質疑応答に入りました。


 裁判傍聴には、同じ「労働契約申し込みみなし制度」の適用で、名古屋で闘っている原告の方々が、毎回、来て頂いていましたが、弁護団との打合せがあるという事で、とんぼ返りで名古屋に戻られ、今回の報告集会には不参加という事になり、お話を聞く事が出来ませんでした。また、今回の報告集会より、傍聴に来て頂いたご支援の方々に、裁判アンケ-トという形で、ご意見・ご感想を書いて頂き、支援拡大等の参考にさせてもらいたいと考えており、今後も、アンケ-トは続けていきたいと思います。
私たちは、2018年12月13日(木)18時~阪急伊丹駅で、街宣行動を行ないました。初回は3名と、少し寂しい街宣行動になってしまいましたが、今後、定期的に街宣行動を行ないますので、街宣行動の日時・場所は、ツイッタ-若しくは、当ホ-ムペ-ジにてお知らせしたいと思います。
 ツイッタ-は、『東リの偽装請負を告発し直接雇用を求めるL.I.A労組を勝たせる会』で検索!
 次回、神戸地方裁判所第7回裁判期日は、2019年2月12日(火)13時15分 204号法廷であります。